投稿日: 2023-10-06 (金)
|
目次▼ |
PukiWiki(プキウィキ)は、ページを簡単に作成、管理するための和製のウィキソフトウェア、CMS(コンテンツ管理システム)の1つです。無料でインストール、利用が可能で2001年からPukiWiki Development Team (旧PukiWiki Developer Team)によってオープンソースとして開発されています。Wiki(ウィキ)は、不特定多数のユーザーが協力して直接コンテンツを作成、編集などができるWebベースのプラットフォームで、情報共有に非常に役立ちます。
例としてゲームの攻略サイトや社内Wiki、大学・組織の研究共有、ブログに使われています。
少し古いですが、活用事例 - PukiWiki公式サイトで閲覧できます。
Wikiの管理者は、PukiWikiをカスタマイズして自分の好みに合わせることができ、ユーザーが自作して配布しているプラグインやスキンなどの拡張機能も利用でき、機能を追加(プラグイン)したり外観を変更(スキン)したりすることが可能です。
PukiWikiはPHPで開発されているため、PHP言語を習得している方はプラグインやスキンをPHPで自作することもできます。
なお、本体にデフォルトで入っているプラグインは標準プラグインと呼ばれます。
特に日本で広く使用されており、日本産のため日本語に特化して開発されています。簡潔なPukiWiki構文でコンテンツを編集できます。
PukiWiki Plus!やPukiWiki Advなどの派生物も過去にはありましたが、現存するPukiWiki派生物はあまり見ません。
PukiWikiは、軽量な上にシンプルで使いやすいため、個人ブログから大規模なプロジェクトまで幅広い用途で利用されています。
ちなみに筆者本人としてはカスタマイズが好きな方には超オススメしたいソフトウェアです。
ただ、標準で付いているスキンは正直なところ古い感じがあります。 (私は嫌いじゃないですが)
などなど
GPL(GNU General Public License)とは、オープンソフトウェアのライセンスです。
PukiWikiのライセンスは、GPL(General Public License), version 2 (either version 2 of the License, or (at your option) any later version)となっています。
簡潔に言えばGPLv2、それ以降のバージョンのGPLです。
つまりGPLv3として解釈することも可能です。
他のライセンスと比較してわかりやすく簡単にまとめると以下のようになります。
詳しく知りたい場合は各自で調べてください。
A. ありません
GPLでは、プログラムを配布する際にソースコード公開が義務付けられています。
なお、プラグイン/スキンなどの配布は本体の一部を改変して配布する場合に必要となりますが、そもそもPHPで開発されているはずなので、基本的に気にする必要はありません。
A. 可能です
ただし、PukiWikiというソフトウェア本体の自作発言やクレジットの改変はしてはいけません。
PukiWikiをダウンロードし、自分でサーバーを準備してサーバーへインストールする手段です。
手順「ウィキレンタルサービスを利用する」と違ってカスタマイズ性がかなり高くなります。
なお、「PukiWiki入門 ~ 初歩からマスターへの道」ではこの手段を前提とします。
Webサイト内だけでWikiを作成する手段です。
PukiWikiのダウンロードが不要でサーバー管理もしなくて済みます。
レンタルサービス一覧 - WikiChree.COMでレンタルサービスをまとめていますので気になる方は確認してみてください。(PukiWiki以外のソフトウェアのレンタルサービスも含めてますが悪しからず)
PukiWikiをダウンロードするには公式サイトからダウンロードする必要があります。
公式サイトでは質問箱やバグ報告、スキン/プラグイン公開ページなど利用できます。
https://pukiwiki.sourceforge.io/ [サムネイル添付]
FrontPage [ トップ ] [ 編集 | 凍結解除 | 差分 | 履歴 | 添付 | リロード
目次 |
[もっと見る]
[もっと見る]